福岡大大濠、留学生なしでもバスケ日本一 方針を貫いてきたチーム

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松本龍三郎
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(29日、バスケットボール・ウインターカップ決勝 福岡大大濠59―56帝京長岡)

 全国から有望選手が集まりつつも、海外からの留学生をとらない方針を貫いてきた福岡大大濠は、これまで大型の留学生を擁する強豪校に屈してきた過去がある。「(海外からの)留学生がいなくても日本一になるというのを、全国のみんなに見てほしかった」。司令塔の岩下准平(3年)は言った。

 試合は互いに相手の長所を消す守備を徹底し、重く苦しい展開が続いた。大濠は相手のマリ出身の留学生コネに9回もシュートをブロックされた。

 1点リードで迎えた、第4クオーター残り20秒弱。大濠は岩下がドライブでゴールへ向かった。

 205センチあるコネのブロックをかいくぐった。しかし、シュートは決まらず、ボールは落ちた。

 この体力的に厳しい時間帯で、しっかりリバウンドに詰めていたのは、帝京長岡の選手ではなく、大濠の2年生、湧川颯斗だった。

 ボールをタップしシュートを沈め、59―56。リングへ向かう姿勢を崩さず、全員がこぼれ球への意識を40分間持ち続けたことが、最後の得点につながった。

 一人のエースに頼るようなバスケで勝ち上がったわけではない。岩下は試合後、胸を張った。「粘り強さでは、しっかり勝てた」。片峯聡太監督も「チームとしてしっかり結束して勝ち得た優勝」と誇らしげだった。(松本龍三郎)

帝京長岡「胸を張って帰りたい」

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