米ロ首脳、きょう電話協議 ウクライナ国境地への派兵めぐり緊張関係

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ワシントン=高野遼
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 米国家安全保障会議(NSC)は29日、バイデン米大統領が30日にロシアのプーチン大統領と電話協議をすると発表した。ウクライナ国境付近に10万人規模のロシア軍が結集している問題をめぐり、緊張緩和に向けた話し合いがもたれる見通しだ。

 ウクライナ情勢をめぐる米ロ首脳の電話協議は今月7日以来で2回目。北大西洋条約機構(NATO)の拡大停止を求めるロシアを前に、前回は両国の主張は平行線をたどり、その後もウクライナ国境付近では緊張が続いている。

 来月10日には米ロ間の高官級協議なども予定されており、それに先立って米ロ首脳が直接話し合うことで、緊張緩和に向けた道筋がつけられるかが注目される。

 NSCによると今回は、ロシア側から要請があり、米国側が受諾する形で電話協議が実現した。政府高官は「ロシア側が協議を要求した理由については論じられないが、両首脳は直接対話に本当の価値があると信じている」と述べた。

 政府高官によると、バイデン氏は電話協議でプーチン氏に対し、「外交を通じた進展に応じる準備がある」と伝える一方で、ロシアがウクライナに侵攻した場合には、強力な経済制裁の構えがあることも改めて明確にする方針だという。

 ロシア軍は25日に1万人の…

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    パトリック・ハーラン
    (お笑い芸人・タレント)
    2021年12月30日15時52分 投稿

    【解説】第二次世界大戦以降、ヨーロッパの国家間の侵攻は4回しか起きていない。侵攻されたのはハンガリー(56年)、チェコスロバキア(68年)、そしてウクライナ(14年)。侵攻しているのは、どれもロシアまたはその前身のソビエト連邦。そのほかに、ロシアは