南ア、濃厚接触者の追跡と隔離やめるのやめた 不安の声が殺到し一変

オミクロン株新型コロナウイルス

ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 南アフリカ保健省は28日、新型コロナウイルスの濃厚接触者に対する追跡調査や隔離を原則取りやめるとしていた方針を撤回すると発表した。5日前に発表したばかりの方針に不安の声が殺到したため。改めて対応を検討するという。

 南アフリカ保健省は23日、濃厚接触者の追跡調査や隔離の原則停止を各州に通知した。通知では、南アフリカの人口の6~8割がすでに一定の免疫を獲得したとの推計や、変異株「オミクロン株」の感染では無症状者が多いことなどを指摘。濃厚接触者の追跡調査や隔離の効果は低いとしていた。また、陽性と確認された人でも無症状であれば隔離は不要としていた。

 ところが通知後、メディアや一般市民から問い合わせや意見が相次ぎ、方針転換を余儀なくされた。濃厚接触者の追跡調査や隔離を再開するほか、陽性となった場合は無症状であっても隔離を求めるという。(ヨハネスブルク=遠藤雄司

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