箱根駅伝で勝つため 青山学院大と東洋大に学んだ「強者」の心得

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辻隆徳
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 2015年2月のことだった。

 東京国際大の大志田秀次監督は自校の主力選手数人とともに、駅伝強豪校の練習を泊まり込みで体感しに行った。

 当時の東京国際大はまだ、出雲、全日本、箱根の「学生3大駅伝」に一度も出場経験がなかった。

 「箱根で優勝するチームと、これから箱根に出場するチームの違いを選手たちに見てもらいたかった」

 相手校の指導者に頼み込んで、実現にこぎつけた。

 教えをこうた一つ目の学校は青山学院大。この年の箱根を原晋監督の下、初制覇したばかりだった。

 青学大では毎朝、選手のスピーチがあったという。一人ひとりがテーマを考えて全員の前で話す。最近読んだ本の感想や練習中に気付いたことなどテーマは多岐にわたる。

 大志田監督は「学生が自分の言葉で伝えるのは難しい。こういった日頃の訓練によって、練習中の選手同士のコミュニケーションにつながっているのだと感じた」。

 もう一つの学校は東洋大だっ…

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