いまの盛岡歩いて知って 帰省者向けツアー開催

清野有希子
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 岩手県外から帰省した人や移住を考えている人を対象にしたまち歩きツアー「盛岡という星の歩き方」が30日開かれた。盛岡のことが気になっている人や、関わりたいという人を増やそうと、市が進めるプロジェクトの一環だ。

 参加者はガイドと一緒に菜園にある拠点「盛岡という星で BASE STATION」を出発。盛岡城跡周辺や肴町、紺屋町を90分かけて歩いた。

 盛岡城の西側にもかつて川が流れており、城跡から大通方面を見ると道路が低くなっている様子を確認。盛岡城跡公園では、修復のため石垣の石が並べられている場所を見学し、中津川を渡った河南地区では、江戸や明治時代の面影を残す町並みを散策した。

 東京で働く上路(じょうじ)彩芽さん(28)はいずれ盛岡に戻り、教育関係の仕事に携わりたいと考えているという。「盛岡の人と話す機会になればと参加した。24年間住んでいたけれど、知らないことがたくさんあった」と語った。

 盛岡にある大学を出て、今年から仙台で働いている鈴木里於夕(りおせ)さん(22)は、北上市に帰省した。「学生時代、大通をよく歩いていたけれど、川があったとは知らなかった。昔の人がいろいろ考えて、この街ができたのだなと思った」と話していた。

 ガイドを務めた北田公子さんは「地元でも情報が更新されないと、全然知らない街になってしまう。盛岡を知り、持ち帰ってもらって、いつも近くに感じてほしい」と話している。(清野有希子)

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