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「きっと風邪」聞こえた悪魔のささやき コロナ感染記者が見た第6波

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藤野隆晃
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 東京都の新規感染者数が1万人に迫ろうとしていた1月中旬、記者(27)も新型コロナウイルスに感染した。自らの判断で濃厚接触者を決める難しさや、自宅療養を通じて感染の急拡大と保健所の業務逼迫(ひっぱく)を感じた。

 1月21日午前、自宅で作業をしていると、ふと寒気を感じた。冬の寒さではなく、これまで風邪を引いたときに感じたような悪寒だった。念のため、体温計で体温をはかると37・3度。微熱だった。「コロナかも」と頭をよぎった。

 ただ、「きっと普通の風邪。市販薬を飲めば何とかなるのでは」。そんな悪魔のささやきも聞こえてきた。味覚や嗅覚(きゅうかく)の異常はなく、他の症状も特にない。中学生の時にインフルエンザにかかったことがあるが、その時は高熱でひざが痛んだのを覚えている。それに比べたら大したことはないのでは――。

 だが、会社が作った体調不良…

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