師匠は通算600勝達成、藤井聡太四冠を育てた杉本昌隆八段に栄誉賞

佐藤圭司
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 将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖と合わせ四冠=の師匠、杉本昌隆八段(53)が公式戦通算600勝を達成した。所属する日本将棋連盟関西本部(大阪市)が31日に発表した。600勝達成は57人目で、将棋栄誉賞が贈られる。

 杉本八段は28日、第72期王将戦の1次予選で阪口悟六段(43)に勝ち、通算600勝とした。日本将棋連盟の記録によると、「1094戦、600勝494敗、勝率0.5484」。

 杉本八段は名古屋市出身。故板谷進九段門下。1990年10月1日付で、プロと認められる四段に昇段。第20回朝日オープン将棋選手権(朝日新聞社主催、現在の「朝日杯将棋オープン戦」の前身にあたる公式戦)では故米長邦雄永世棋聖や中原誠十六世名人(74)ら当時のトップ棋士を連破して、決勝五番勝負に進出。堀口一史座(かずしざ)七段(46)に1勝3敗で敗れたが、全棋士参加棋戦での準優勝を達成した。現在は、日本将棋連盟の非常勤理事も務めている。(佐藤圭司)