団体定期保険、中堅企業でもOK 日生が業界初 個人契約より安く
小出大貴
日本生命保険は31日、従業員数が50~1千人ほどの中堅企業向けの団体定期保険を来年1月から売り出すと発表した。これまでは事務費の負担から大企業向けのものが業界でも一般的だった。手続きをデジタル化することなどで費用を下げ、販売が可能になったという。
団体定期保険は、募集や保険料を回収する手間が少なくできる分、個人で契約するより安い保険料で提供でき、企業には福利厚生としてアピールできる利点がある。
日本生命は今回、商品の案内や申し込みなどをインターネット上で完結するようにしたり、内容を死亡保険に絞ったりすることで費用を圧縮。これまでは採算があわなかったような中堅企業向けにも販売できるようにしたという。
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