東レ、プラ原料で検査不正 10年超 3千トンが安全性基準下回る
千葉卓朗
東レは31日、家電や自動車のプラスチック部品の原料となる樹脂製品の安全性の検査に対し、国内の工場2カ所で不適切行為が行われていたと発表した。少なくとも10年は続いていたという。一部の製品は「燃えにくさ」に関する安全基準を満たしておらず、出荷を一時停止している。同社は弁護士3人がメンバーの調査委員会をつくり、原因を調べる。
同社によると、不適切行為が…
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