「イケメン」「天地創造」・・・親子ではまる「透かしブロック」沼 

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島崎周
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 全国にあるブロック塀の「透かし」を記録し、親子で研究している埼玉県川越市の藤井美奈子さん(58)と長男の克彦さん(30)。二人三脚、各地で撮りためた400種類以上の透かしブロックの記録集「君は透かしブロックを見たか」(税込み1700円)は、海外の愛好家にも評判を呼んでいるという。2人の活動とは、一体どんなものなのか――。

出版物についてなど、問い合わせは「ブロック塀研究会」のメール(fujiiblock@gmail.comメールする)へ。

 きっと誰もが見たことがある。でも気に留めることがあるだろうか。通気性や装飾性からつくられた穴の開いたブロック塀。業界で「透かしブロック」という。

 2015年から親子で「ブロック塀研究会」を名乗っている。美奈子さんが記録し、長男の克彦さんが編集や宣伝を担う。透かしブロックをモチーフにしたガチャガチャの監修をしたり、タオルやクリアファイルなどのグッズ製作もしたりしている。

 透かしのデザインは多様だ。三つ折り重なる山や山間から日が昇るように見えるもの……。足で稼ぎ、出向いた先で撮影した数は400種類以上。メーカーにも取材に行き、全国各地を回る。

 透かしのデザインごとに「イケメン」「宇宙人」「たんこぶ」「天地創造」などと命名。昨年11月に出した記録集は、SNSを通じて知った海外の愛好家や、ブロック塀を扱う会社の経営者も購入。「透かしブロックが様々な出会いをくれた」と克彦さんは言う。

 最初にはまったのは英語教員…

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