南アの国会議事堂で火災 敷地内にいた男を逮捕、裏窓から侵入か

ケープタウン=遠藤雄司
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 南アフリカ南西部ケープタウンにある国会議事堂で2日朝、火災が起き、下院にあたる国民議会などが入る棟に燃え広がった。けが人は確認されていない。出火原因は明らかになっていないが、警察は敷地内にいた49歳の男を不法侵入や放火の疑いで逮捕したと発表した。

 現地報道によると、地元消防が午前5時過ぎに通報を受けて出動した。火は3階のオフィススペースあたりから燃え広がったとみられ、建物の一部の屋根が焼け落ちた。逮捕された男は国会の職員などではなく、建物には裏窓から侵入したとみられるという。

 出火後に現地を訪れたラマポーザ大統領は声明で、「民主主義の本拠地である国会議事堂が炎に包まれる光景を目の当たりにし、深い悲しみを覚える」「国会議事堂の歴史的遺産に壊滅的な打撃を与えたことは明白だ」などとして、原因究明の捜査を進めると説明した。(ケープタウン=遠藤雄司