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56人感染、岩国市は米軍関係者が利用の飲食店で感染増

新型コロナウイルス

前田健汰
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 山口県は3日、新たに56人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち44人が米軍岩国基地がある岩国市在住。臨時の記者会見で村岡嗣政知事は「米軍関係者が基地の外で飲食店を利用し、そこで感染が広がった。感染を広げない行動を(米軍に)強く要請しないといけない」と話した。

 1日あたりの感染者が50人を超えるのは9月4日以来約4カ月ぶり。44人以外の居住地別では山口市5人、光市、周防大島町と兵庫、広島、福岡、熊本の4県が各1人、確認中1人。

 県によると、12月23日~1月3日の県内の感染者は142人で、うち約7割にあたる98人が岩国市在住だった。98人の内訳は、米軍岩国基地の従業員と海上自衛隊岩国航空基地の隊員計16人のほか、陽性者の家族25人、同市中心部の繁華街・麻里布、川下両地区の飲食店計10店舗の従業員と利用客31人ら。

 県は、昨年のクリスマスごろ、多くの米軍関係者がこれらの飲食店を利用し、感染が広がったとみている。利用客らを介して市中感染が広がっており、今後も感染が拡大するとの認識を示している。

 村岡知事は臨時の会見で、米軍岩国基地のコロナ対策に納得しているかと報道陣に問われると、「米軍の中のルールに従ってしっかりと検査、隔離措置をしている」と話した。県民への行動制限などの要請について「感染状況はレベル1で、そういう段階ではない」と否定した。

 また、県は3日までとしていた臨時PCR検査会場を岩国市役所から旧ごみ焼却施設(同市南岩国町)に移し、10日まで延長する。

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 米軍岩国基地は3日、1~3日の3日間に関係者50人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。計442人になった。(前田健汰)

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