大統領暗殺のハイチ、次は首相の暗殺未遂 式典の教会を包囲して銃撃

サンパウロ=岡田玄
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 カリブの島国ハイチのアリエル・アンリ首相の事務所は3日、アンリ氏が1日に暗殺未遂にあったと発表した。AFP通信などが報じた。1人が死亡し、少なくとも2人がけがをしたという。ハイチでは昨年7月、現職のモイーズ大統領が私邸で襲撃され、暗殺されている。

 現地報道などによると、アンリ氏は1日、独立218年の記念行事のために訪れていた北部ゴナイブで、式典のあった教会から退出する際に複数回、銃撃された。教会が包囲され、自動小銃が使われたとみられるという。犯人グループについてはわかっていない。

 ハイチでは昨年7月、モイーズ大統領が暗殺され、大統領不在のままアンリ氏が首相に就任した。アンリ氏は延期されている大統領選の準備を進めている。

 ハイチでは、犯罪組織による事実上の支配地域があるなど治安状況が悪い。政治家と犯罪組織の癒着も指摘されており、政情不安が続いている。(サンパウロ=岡田玄)