正月、コンビニから消えた定番商品 コロナ「ショック」の内幕

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石山英明
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 コンビニ「ミニストップ」の店頭に、この時期なら並んでいるはずの商品が、今年はない。長引くコロナ禍の影響だ。

 「海老(えび)天二八そば」。2020~21年の年末年始は「海老天そば」の名前で12月から2カ月間販売されたが、この年末年始は12月30、31日の2日間だけの「レア商品」となった。

 背景を探ると、日本の食卓を支える供給網の「もろさ」が見えてきた。「安い労働力」に頼る消費社会は、このままで持つのか。

エビが確保できず…

 「エビを確保できなかったんです。コロナでベトナムの工場が操業停止になった影響です」

 同社商品本部の竹内英雄・デリカテッセン商品部長は無念そうだ。「コロナ禍での小売りの現場は、まさに、一難去ってまた一難」

 一体何があったのか。

 エビ不足の始まりは、昨年7月。エビの輸入に関わる商社などは、現地からの情報に騒然としていた。

 食品メーカー向けの水産物などを輸入し、卸会社などに販売している総合商社・丸紅。生鮮食材部生鮮食材第1課の吉田哲則さんのところに、ベトナム駐在員から電話がかかってきた。

次第に明らかになる全容。怒る取引先。一同、「こりゃ、やばいぞ」と不安に包まれます。 さらに、コロナ禍でピンチになったのはエビだけではありません。チキン、紅しゃけおにぎり、ポテト…。企業の奮闘が続きます。

コロナ対策「優等生」のベトナムで

 「ロックダウンでエビの加工…

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