ミャンマー国軍、民主派を「テロ行為」と非難 厳戒態勢の独立記念日

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ネピドー=福山亜希
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 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官は、4日の独立記念日にあわせた式典で声明を発表し、国軍に抗議する民主派の活動を「テロ行為」と非難した。昨年2月のクーデターから11カ月を経てもなお、国軍は弾圧の手を緩めていない。

 ネピドーでは同日早朝から厳戒態勢が敷かれ、式典会場近くの道路は武装した兵士によって封鎖された。式典には国軍ナンバー2のソーウィン副司令官が出席し、国軍が任命した閣僚らを前に、ミンアウンフライン氏の声明を読み上げた。

 声明は、アウンサンスーチー氏を支持する民主派が立ち上げた統一政府や、その自衛の組織「国民防衛隊」の抗議活動を「テロ行為」と糾弾。「国民の平和と安定、安全を傷つけるテロ行為を防ぐため、国民と手を取り合っている」とし、国軍の武力弾圧を正当化した。

 また、国境地帯で国軍と衝突を繰り返している少数民族武装勢力に対しては、「民主化への道を強化するため、国軍と手を結ぶ必要がある」と融和を呼びかけた。少数民族武装勢力の中には民主派を支援する勢力もあり、こうした動きを分断する思惑とみられる。

 昨年の独立記念日では、スー…

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