福島・猪苗代ボート死傷事故、被告を保釈

飯島啓史
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 福島県会津若松市の猪苗代湖で2020年9月、小学生の男児ら3人がモーターボートに衝突され死傷した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた同県いわき市の会社社長佐藤剛被告(44)が保釈されていたことが4日、関係者への取材で分かった。

 佐藤被告は昨年12月27日の初公判で「私の運転しているボートで事故を起こしたことは間違いありません。ただ、被害者が浮いているのは全く見えませんでした」と述べ、弁護側は起訴内容を否認していた。

 起訴状によると、佐藤被告は20年9月6日午前11時ごろ、所有するボートで湖面を時速約15~20キロで航行。前後左右を適切に見張らず安全確認も不十分のまま、ザップボードに乗るために湖面上に浮かんでいた千葉県野田市の小学3年生豊田瑛大君(当時8)らに衝突して瑛大君を死亡させたほか、母親の両足を切断するなど2人に重傷を負わせたとされる。(飯島啓史)