当て逃げ事故めぐり自民・武井俊輔議員と元秘書を送検 無保険の疑い

[PR]

 車で当て逃げ事故を起こしたとして、警視庁は5日、自民党の武井俊輔衆院議員(46)=比例九州、4期目=の元政策秘書の男(64)=埼玉県和光市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)や道路交通法違反(当て逃げ)などの疑いで書類送検した。

 車は無車検・無保険で、警視庁は所有者で事故の際に同乗していた武井議員についても、自動車損害賠償保障法違反などの容疑で書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 元秘書の送検容疑は、2021年6月8日午後6時すぎ、東京都港区六本木3丁目の都道で無車検・無保険の乗用車を運転し、交差点を左折した際に自転車の男性(57)に衝突して左足などにけがを負わせて走り去ったというもの。

 被害男性が車を追いかけ、元秘書は約150メートル先で止まったという。車検と自賠責保険は約2カ月前に切れていた。武井議員は後部座席に乗っていた。

 元秘書や武井議員は、警視庁の任意の聴取に事実関係を認め、武井議員は「指摘されるまで事故に気づかなかった」と話したという。

 事故を受け、自民党宮崎県連は昨秋の衆院選で武井氏の公認申請を見送った。武井氏は党本部の公認を受けて宮崎1区から立候補したが落選し、比例九州ブロックで復活当選した。