住まいを転々とする暮らし、課題は…アドレスホッパー先駆者に聞く

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聞き手・小林直子
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 新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが広まり、アドレス(住所)をホッピング(転々と)する暮らし方が注目されています。そんな生活をコロナ禍前から実践し、新しいライフスタイルを提唱する会社で代表を務める市橋正太郎さん(34)に、自らの生活の様子や課題について聞きました。

 ――「アドレスホッパー」になったきっかけを教えてください。

 2017年末に転職したことがきっかけでした。社員数人の立ち上げたばかりのベンチャー企業で、給料は以前の半分になりました。会社の先行きが分からず、すぐ職場が変わる可能性もあったので、当時は住む場所を決められなかった。いろんな住み方を試してみて、自分に合う方法を見つけようと思い、民泊を使って生活し始めました。

 ――移動頻度や住む場所はどんな変遷があったのですか。

 最初は職場に近い東京・渋谷周辺でした。始めて1年後にフリーランスになったので、オンラインでできる仕事に絞り、都外や海外にも行けるようになりました。そんな移動生活は4年ほど続いています。

 やっていくうちに荷物も洗練されてきました。始めた頃は心配で、枕やキャンプ用のベッドを含む90リットルのスーツケースを持ち歩いていましたが、実際は必要なかった。宅配型のトランクルームに衣類といった荷物を預け、いま持ち歩いているのは必要最低限の衣類や仕事道具などを入れた42リットルのリュックだけです。

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 ――住民票や郵便物はどのようにしているのですか。

 私は会社を持っているので…

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