県内でオミクロン株初確認 帰省者の1人軽症、県外で感染か

新型コロナウイルスオミクロン株

吉沢龍彦
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 山梨県内で5日、新型コロナウイルスオミクロン株の感染者が初めて確認された。県によると、県外に居住する40代女性で、12月28日に県内の実家に帰省し、31日に発症した。軽症で、県内医療機関に入院したという。県は親族1人を濃厚接触者、知人3人を接触者と特定して、感染の有無を調べている。

知事「遠からず波」

 県によると、女性はワクチンを2回接種済みで、2週間以内の海外渡航歴はない。陽性判明後、県立中央病院でウイルスのゲノム解析をしたところ、オミクロン株と判明した。感染経路は分かっていないが、帰省日と発症日が近いことから帰省前に県外で感染した可能性が高いとみている。

 長崎幸太郎知事は記者会見で、オミクロン株の市中感染が全国で相次いでいることを挙げ、「山梨も遠からず感染の波に襲われることは想像に難くない。波の高さをなるべく低く、幅を狭く抑えることが必要だ」と述べた。マスク着用、3密回避などの対策の徹底を改めて呼びかけた。

 県は新型コロナ対応の特別措置法に基づく協力要請を5日付で改定。感染の不安を感じた県民は、だれでも無料で検査を受けられるようにした。また、高齢者が入所する施設の職員に対する定期的なPCR検査も再開する。

 また、患者を受け入れる病床や宿泊療養施設の準備を改めて整えるとともに、今後の感染拡大に備え、退所後ケア(自宅療養)の対応強化や臨時医療施設の増設についても検討するとしている。(吉沢龍彦)

新たに7人感染

 山梨県内で5日、新たに7人の新型コロナウイルス感染が発表された。県内の感染者は延べ5178人(再陽性者を含む)となった。

 県によると、10~40代の男性5人、女性2人で、いずれも軽症。管轄保健所別では峡南3人、中北2人、峡東と富士東部が各1人。

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