人類は火星を目指す NASAが3年かけてまとめた二つの理由

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聞き手・合田禄=ワシントン
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 人類はなぜ火星を目指すのか。長年、米航空宇宙局(NASA)で火星探査の研究をしてきたジョエル・レビーン米ウィリアム・アンド・メアリー大教授に、挑戦の真の狙いと、実現可能性について聞いた。

――どうして人類は火星を目指す必要があるのですか。

 最も大切なのは科学的な探査と理解を深めるためです。

 NASAは2007年、科学的な目的のために人類を火星に送るべきかどうかという問いに答えを出すため、委員会を立ち上げました。私はその共同委員長を務めました。3年間かけて結論をまとめました。

 人間が火星に行かなければ答えられない問題が二つありました。

 一つは、火星に生命は存在するのか、過去に生命が存在したのか、という問題です。

 もう一つは、なぜ火星は現在…

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