在日米軍が感染防止対策を強化 日本到着時の検査・マスク義務の徹底

新型コロナウイルスオミクロン株

小林恵士、ワシントン=高野遼
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 東京の在日米軍司令部(米軍横田基地)は6日、同日時点の基地関係者の新型コロナウイルス感染者数は1784人(うち判断保留中29人)だったと発表した。最多は岩国基地山口県岩国市)関係者の529人で、キャンプ・ハンセン沖縄県金武町など)282人、横須賀基地神奈川県横須賀市)213人と続いた。

 基地関係者の感染増を受け、在日米軍はこの日、全国の基地で健康保護態勢の警戒レベルを1段階引き上げた。また、検査で陰性が確認されるまでのマスク着用の義務化▽軍用機で日本到着時の検査の実施▽基地外でのマスク着用義務を改めて徹底――などの対策を実施する。昨年末から基地内での集団感染が問題化しており、日本政府から対策の改善を要求されたことも受けた措置とみられる。

 在日米軍では米国内の感染対策状況などを踏まえ、昨年9月に日本入国前の検査を免除した。だが感染拡大を受け、昨年12月に一部の対策を強化。現在は、日本への出発前、到着直後、その後の行動制限中の計3回以上の検査を義務づけ、陰性を確認しているという。米国防総省は軍人にワクチン接種を義務付けており、昨年12月時点で全体の約98%がワクチンを接種したとしている。

 日米政府間では7日に、オンラインでの外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)も予定されている。同省のカービー報道官は6日、「(会合では)新型コロナとその影響全般についての議論を想定している」とコメントした。小林恵士、ワシントン=高野遼)

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