米議会襲撃から1年、バイデン大統領が演説へ トランプ氏は不正主張

ワシントン=大島隆
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 米議会議事堂が襲撃された事件から6日で1年がたった。議会ではバイデン大統領の演説が予定されているほか、米国各地で事件を受けた市民集会も開かれる。

 事件は昨年1月6日、トランプ大統領(当時)の「大統領選挙で不正があった」という根拠のない主張に同調する一部の支持者が、大統領選挙の結果を認定する上下両院合同会議が開かれていた議事堂に乱入して起きた。

 この事件で議事堂に侵入しようとした女性1人が警察官に撃たれて死亡したほか、鎮圧にあたっていた警察官1人や群衆3人が心臓発作などで死亡した。捜査当局はこれまでに725人以上を逮捕・起訴している。

 一方、トランプ前大統領も6日に記者会見を開く予定だったが、4日に中止を発表した。トランプ氏はいまも不正主張を繰り返しているほか、民主党や反トランプの共和党議員が主導して事件を調査する下院特別委員会を「偏向している」と非難している。(ワシントン=大島隆