香港で市中感染か、夜間の外食禁止に 8カ国からの航空便は着陸禁止

[PR]

 香港でも、オミクロン株の感染拡大を防ぐための厳しい行動制限に乗り出した。香港政府は、7日から午後6時以降の外食を禁止し、バーやスポーツジムなどを閉鎖するよう通知。8日からは米英など8カ国からの民間航空機の着陸を禁止する。当面は14日間に限る措置としているが、7日後の状況を見て再度判断するという。

 香港は、中国本土との人的移動の再開を優先するため、中国と同様に「ゼロコロナ」を掲げ、香港域内での感染は昨年12月までほぼゼロが続いていた。しかし、5日までに市中感染が疑われる事例が複数発生。5日に会見した香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「オミクロン株であれば1人が短期間で8~10人に感染させるともいわれ、非常に危険な信号だ」と語った。

 欧米や日本などに比べると、香港の域内での感染者数はまだ低い水準だが、事前に厳しい対応を取った形だ。1月に予定されていたコンサートや展示会などの大型イベントも相次いで中止が決まった。

 これまで欧米人も多いセントラルなどの繁華街は深夜までにぎわっていたが、7日からは午後6時以降の営業ができなくなる。香港政府は、2月上旬から始まる中国の旧正月までに事態を落ち着かせ、通常の生活に戻すことを目指すという。(香港=奥寺淳

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]