「ガソリンがぶ飲み」車種もEV化 脱炭素政策で動く米大手メーカー

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ニューヨーク=真海喬生、ワシントン=青山直篤、ラスベガス=神山純一
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 米ゼネラル・モーターズ(GM)は5日、ピックアップトラックの電気自動車(EV)を発表した。燃費が悪く、大型車を好む「米自動車文化の象徴」だが、カーボンニュートラル(脱炭素)で対応が求められていた。長らく世界の自動車産業を牽引(けんいん)してきた米国でも、技術開発の主戦場がエンジン車からEVへ変わる兆しが見えている。

 GMが5日発表したのは、米国で昨年、50万台以上売れた「シボレー・シルバラード」のEV型。米ラスベガスで開催中の技術見本市「CES」で初めて公開した。売れ筋の車種としては初のEVで、2025年までに30車種以上のEVを世界の市場に投入する計画だ。

 発表会でメアリー・バーラ最高経営責任者は「GMほどEVの品ぞろえが充実したメーカーはない」と胸をはり、「これは、ほんの始まりに過ぎない。私たちは電動化の転換点にいる」と述べた。EV型シルバラードの発売は来年を予定しており、価格は商用モデルが3・99万ドル(約460万円)から、消費者向けの旗艦モデルが10・5万ドル(約1200万円)から。このほか5万~8万ドルほどのモデルもそろえる予定という。

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