関西スーパー株1518円で買い取り、オーケー合意 終値の1.5倍

宮川純一
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 エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)の子会社となった「関西スーパーマーケット」は6日、経営統合に反対した首都圏地盤のスーパー「オーケー」を含む一部の株主の保有株について、一株あたり1518円で買い取ると発表した。オーケーが提示していた価格は下回ったものの、オーケー側も合意した。

 オーケーのほか14人の株主が会社法に基づき、保有株の買い取りを関西スーパーに求めていた。関西スーパーによると、価格は、統合を決めた昨年10月の臨時株主総会の翌取引日から、それぞれの株主が買い取り請求した日までの終値を出来高で加重平均し、そのうちの最高値とした。

 6日の終値1038円の1・5倍にあたるが、オーケーが提示していたTOB(株式公開買い付け)価格の2250円は下回った。オーケーは談話を公表し、「長期にわたる司法の争いより、協議による決着が望ましい」と説明した。

 買い取り請求していた株主全員が合意した場合、買い取りには約74億円の資金が必要になる。(宮川純一)