ニセ電話詐欺、福岡市の男性1億円被害 「監督官庁」名乗る男が…

杉山あかり
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 福岡県警は6日、福岡市中央区の男性(84)が昨年11~12月、ニセ電話詐欺で現金約1億円をだまし取られる被害があったと発表した。県警が詐欺事件として捜査している。

 中央署によると、昨年11月、男性宅に「犯罪被害防止センター」の職員や代理人などを名乗る男4人から複数回電話があった。「あなたの情報を詐欺グループが持っていた」「刑事事件にする」などと言い、その後、今度は「監督官庁」職員と名乗る男からも電話で保証金と示談金名目で計1億円を要求された。

 男性は翌12月までに計5回、自宅付近で「受け子」とみられる男3人に現金計9987万円を手渡した。また、電話で指定された口座に「弁護士費用」として現金計34万円を振り込んだという。男らと連絡が取れなくなったことを不審に思った男性が、昨年末に署に相談した。(杉山あかり)