救われなかった命、考えて 「動物いのちの会」が保護動物カレンダー

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 飼い主がいない犬や猫を一時保護している「動物いのちの会いわて」(岩手県雫石町)が2022年のカレンダーを販売している。掲載する写真は同会が保護した犬や猫だ。コロナ禍で譲渡会が開けなかった時期もあり、犬や猫は現在300匹を超え、施設は満杯状態だという。カレンダーの収益は動物のえさ代や治療費などに充てられる。

 譲渡会は昨秋再開したものの、コロナ禍前のようには開けず、訪れる人も少ない。例年、春に生まれた子猫は年内に新しい飼い主が見つかることが大半だが、今年度は45匹ほどの行き先が決まっていないという。

 多頭飼育や、高齢の飼い主が亡くなったり入院したりして引き取りを求められるケースもあり、代表の下机都美子さんは「人間の暮らしと動物たちの苦境はつながっている。こうしてレスキューされたのはほんの一部。救えなかった子も山ほどいるということを考えてほしい」と話す。

 カレンダーは壁掛けと卓上の2種類(いずれも税込み1100円)。1冊販売できると、1匹あたり6日分のえさ代になるという。県内の書店や動物病院、同会のオンラインショップで購入できる。マスクケース(2枚セット、税込み600円)も新たに作った。問い合わせは同会(019・691・1770)へ。