「受験なんて人生の予選第1回戦」 音読で急伸したカリスマ英語講師

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聞き手・山根祐作
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 間もなく受験シーズンを迎えますが、英語の力は受験対策のためだけではなく、人生を通じて通用する力として養いたいもの。大手予備校のカリスマ講師として知られ、英語指導に30年以上携わってきた安河内哲也さん(54)は、長期の海外生活や留学の経験はないものの、学生時代からさまざまな工夫を重ね、使える英語力を伸ばしてきました。その安河内さんに、浪人生時代の「音読」との出会いなど試行錯誤を繰り返した経験や、受験生をはじめ英語を学ぶ人たちへのアドバイスを聞きました。

やすこうち・てつや 1967年、福岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。東進ハイスクール・ビジネススクール講師。一般財団法人実用英語推進機構・代表理事。文部科学省英語教育の在り方に関する有識者会議」の委員を務めた。

 ――英語との出会いは、どのようなものだったのですか。

 「私は、山と海に囲まれた福岡県岡垣町で育ちました。小中学生の頃は、外国人なんてまず見かけることはありません。海を隔てた韓国のラジオ放送が聞こえることはあっても、英語を日常的に聞くなんてことは全くなかったですね。でも、夏祭りのときに8ミリフィルムで見た映画スターウォーズ』で英語に触れて、『かっこいいな』と思ったんです。意味はわからなかったんですけど、友達から借りたLPレコードのストーリー版で聞いて、スターウォーズのオープニングに出てくる『A long time ago, in a galaxy far, far away(遠い昔、はるかかなたの銀河で)』というのを暗唱したりしていました。好きな音楽は、ビートルズやクイーン、ビリー・ジョエルなどの洋楽でした。当時の日本のアイドルの歌とは全く違っているように感じたんです」

 ――学校の授業で英語を習い始めてからは、いかがでしたか。

 「当時の中学や高校は、どこ…

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