日米2プラス2 作戦計画進展、「台湾有事」念頭か

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編集委員・佐藤武嗣
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 7日に開かれた日米外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の共同発表では、前回昨年3月の文書から、さらに対中牽制(けんせい)色を強め、日米が共同で対処する方針を強調したのが特徴だ。また、日米で軍事作戦計画のすり合わせが進展していることも強調。「台湾有事」に備えた、日米協力の模索をうかがわせる内容だ。

 日米2プラス2は、昨年3月以来、10カ月ぶり。前回の共同発表には「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記。その目標のために日米がどう連携するか、今回の2プラス2は「前回の宿題に日本側が回答する場」(外務省幹部)と位置づけられていた。

 今回の文書では、政治、経済、軍事、技術の全分野での中国の対応に、日米で「懸念」を表明。さらに、中国の「安定を損なう行動」に対し、「(日米で)抑止し、必要であれば対処するために協力することを決意した」と宣言した。

 前回文書では中国の「安定を損なう行動」への「反対」を表明しただけだったが、さらに踏み込んだ。

 台湾海峡をめぐる問題では…

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