福岡市営地下鉄の七隈線延伸 来年3月開通 陥没事故で2年遅れ

松沢拓樹
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 福岡市は7日、市営地下鉄七隈線の延伸工事(天神南―博多)が来年3月に完了し、全線開通すると発表した。延伸をめぐっては2016年に、博多駅近くの掘削工事現場で大規模な道路陥没事故が起き、開業予定が遅れていた。

 市交通局によると、昨年12月にトンネルの掘削工事が完了し、工期のめどがたったという。今後は延伸区間の中間地点に設ける新駅「櫛田神社前駅」などをつくる。高島宗一郎市長は7日の記者会見で「博多駅と天神の南、城南区、西区までがつながり、交通ネットワークが強固になると期待している」と話した。

 七隈線は当初、20年度に全線開業予定だったが、陥没事故で2年遅れ、事業費も450億円から587億円に膨らんだ。延伸区間は1・6キロ。この区間では1日約8万2千人の利用を見込んでいる。(松沢拓樹)