東横線や田園都市線の運賃値上げへ 東急電鉄、コロナ禍の収入減から

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 東急電鉄は7日、主要路線の運賃改定を国土交通省に申請した。来年3月からの初乗り運賃は、10円程度の値上げとなる。同社は、コロナ禍による定期収入の減少などから「現行運賃での中長期的な事業継続は極めて困難」と判断した。同社によると、コロナ禍を理由に首都圏の大手私鉄で値上げを申請するのは初めてという。

 対象は、東横線や目黒線、田園都市線など7路線。初乗り運賃は、現行126円(ICカード利用)の区間が140円に上がる。区間によっては最大で60円の値上げとなり、平均改定率は12・9%。通学定期の運賃は据え置くという。増収率は11・7%と予測する。

 同社によると、認可されれば、消費増税に伴う改定を除いて18年ぶり。コロナ禍前と比べて定期収入が約3割減の状況が続いており、「コロナがあけても定期需要は元には戻らない」とみている。