新型コロナ新規感染者110人 昨年8月以来の3桁 奄美市過去最多

新型コロナウイルスオミクロン株

白石昌幸
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 鹿児島県は7日、110人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。6日に確認された61人の約2倍となった。奄美市で過去最多となる50人の感染を確認。新たに6人のオミクロン株感染の疑いも判明した。県内の1日の新規感染者数が3桁を超えるのは、「まん延防止等重点措置」適用期間中だった昨年8月29日以来。県内の感染確認は9323人になった。

 県によると、県環境保健センターで実施した変異株スクリーニング検査で、新たに6人がオミクロン株に感染した疑いが判明した。今後ゲノム解析を実施して変異株の確定を行う。

 新規感染者の内訳は、奄美市50人、鹿児島市15人、龍郷町4人、霧島市いちき串木野市瀬戸内町徳之島町が各2人、枕崎市阿久根市薩摩川内市志布志市姶良市、肝付町、大和村、与論町が各1人、県外が25人。前日までの療養者60人のうち、医療機関に入院中が28人、宿泊療養施設が32人。酸素投与が必要な中等症は1人、重症者0人となっている。

 県は7日、県立大島病院(奄美市)で職員4人と患者ら3人の計7人が新型コロナに感染したと発表した。病院は「単発的な発生でクラスター(感染者集団)ではない」として、外来診療と入院診療は縮小したうえで継続している。

 県内でも変異株「オミクロン株」が5日に初確認されたことを受け、マスク着用や手指消毒など基本的な感染防止対策を求める県民向けのメッセージを県HPに掲載した。「一部地域においては感染が急拡大し、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が懸念される状況になりつつある」と危機感を強めている。

 県は7日、県民や隣県(熊本・宮崎)の居住者を対象にした旅行商品の割引事業「今こそ鹿児島の旅」について、感染が急拡大している奄美大島地域(奄美市、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町)とその他の地域間の対象旅行商品と奄美大島地域内を周遊する旅行商品の新規販売を停止したと発表した。すでに予約・販売した商品については割引を継続する。

 奄美大島の5市町村長が島外からの来島自粛などを求めるメッセージを出したことに伴う対応。また、県外観光客が奄美大島地域の遊び・体験プログラム購入時に利用できる割引クーポン(上限5千円)の新規販売も停止した。(白石昌幸)

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