ウクライナ情勢、米欧がロシアを牽制 10日から直接対話へ

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ブリュッセル=青田秀樹、ワシントン=高野遼
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 ウクライナ国境におけるロシア軍の増強をめぐり、米欧とロシア側が10日から断続的な外交協議に入る。緊張緩和への道筋を見いだせるかが焦点だが、米国や北大西洋条約機構(NATO)は7日、ロシア側の一方的な要求には応じがたいとの考えを示し、主張の対立が続いている。

 ウクライナ国境には10万人規模のロシア軍が集結し、軍事侵攻の恐れが高まっている。ロシアとの直接対話に向け、米国務省のシャーマン副長官が代表団を率いて渡欧。10日に米ロ間の戦略対話、12日には2年半ぶりに、意思疎通の場であるNATOロシア理事会が開かれる。13日には欧州安保協力機構(OSCE)の会合もある。

 一連の協議を前にNATOは7日、オンライン方式で外相会議を開催。ストルテンベルグNATO事務総長は「ロシアが対話の席に着くのは良いサインだ」としつつも、ロシアがウクライナを攻撃するリスクを「現実のものだ」と警戒。「(ロシア軍の)増強は今も続いている」と懸念を示した。

 ロシアは緊張緩和の条件とし…

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