ガラパゴス諸島で噴火 希少なリクイグアナの生息地、研究者ら避難

[PR]

 南米エクアドルのガラパゴス諸島で7日、火山が噴火し、溶岩が流れ出た。島には絶滅の危機にひんするピンク色のリクイグアナ(ピンクイグアナ)など固有種が生息し、研究者も避難したが、死傷者や在来の野生生物への影響は確認されていない。

 AP通信などによると、噴火したのは諸島内で最大のイサベラ島のウォルフ火山(1701メートル)。噴煙は高さ3793メートルに達した。溶岩が流れ出た地区は人口密集地の反対側で、ピンクイグアナの研究者ら8人も避難した。前回、2015年に噴火した際は野生動物への被害はなかったという。

 ガラパゴス諸島は南米大陸から約1千キロ離れ、1835年に英国のチャールズ・ダーウィンが生物の独自の進化について調査した。その際にピンクイグアナの存在は見逃されたが、2009年に新種と判明。昨年8月時点で211匹が生息していると推定されている。