阪神大震災、希望の灯りの分灯始まる 今年も各地の追悼行事に

遠藤美波
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 阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、神戸市中央区東遊園地にともされているガス灯「1・17希望の灯(あか)り」の分灯が8日、始まった。分灯は17日まで続き、全国各地の追悼行事でともされる。

 灯りを管理するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」によると、今年は約30団体から申し込みがあった。新型コロナウイルスの影響で、例年の半分程度にとどまった昨年と同水準。この日は兵庫県内の中学校や市民団体など約10団体が東遊園地を訪れ、火をランタンに移し、持ち帰った。

 学校の追悼行事でともすために参加した加古川市立氷丘中学校2年の糀谷優さん(14)は「人の心の明かりがぽっと消えてしまったのが震災だと思う。分灯することで、色々な人の心に再び明かりがともる。人のつながりを感じます」と話した。(遠藤美波)