青森山田が4大会連続の決勝へ 高校サッカー

渡部耕平
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 第100回全国高校サッカー選手権大会の準決勝が8日、東京・国立競技場であり、青森県代表の青森山田は6―0で高川学園(山口)に完勝し、4大会連続の決勝進出を決めた。青森山田は3大会ぶり3度目の優勝をかけ、10日の決勝で大津(おおづ、熊本)と対戦する。

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 全国高校総体と高円宮杯プレミアリーグイーストの2冠を制し、高校サッカー界で「横綱」と呼ばれる青森山田。攻守に躍動し、その名に違(たが)わぬ圧勝だった。

 前半早々に流れをつかんだ。開始3分、FKにFW名須川真光(まさき、3年)が頭で合わせて先制すると、26分にはCKからDF丸山大和(やまと、3年)が頭でねじ込んだ。どちらも空いたスペースに素早く入り込んで奪ったゴールだった。

 力強さが持ち味のチームだが、この試合では相手の守備のすきを突いて攻めるうまさが光った。1点目のFKと2点目のCKを放ったMF藤森颯太(そうた、3年)は勝因について、「蹴るだけでなく、つなぐことやパスワークでゴールに迫っていけたこと」と話した。

 速いパス回しで相手チームに重圧をかけ、全員でシュート機会をうかがう。後半もゴール前に再三切り込み、4得点して勝負を決めた。

 守備も堅実だった。ストライカーを2人がかりでマークし、許したシュートは2本だけ。相手チームが得意とするセットプレーも封じた。

 3冠へ、あと1勝。だが、この大会は2年続けて決勝で敗れている。主将のMF松木玖生(くりゅう、3年)は「自分たちは選手権ではまだ何も成し遂げていない。優勝に向けて頑張りたい」と語った。(渡部耕平)