「丁寧に造りすぎた」巨大な布袋さん 全部が稲わら、祈る経済回復

菊地洋行
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 三重県松阪市飯南町下仁柿の国道368号沿いに、七福神の一人、布袋さんの稲わら巨大モニュメントがお目見えした。地域活性化の目玉にと、仁柿住民自治協議会が2016年から稲わらで造形制作を始めて6体目。コロナ禍で痛んだ経済が上向いて欲しいとの願いが込められている。

 布袋さんは高さ約6メートル、胴回りは最大約11メートル。木材の骨組みを竹で覆い、腹や顔の曲線を表現した。直径3センチの束にした稲わら約7千束を使っているという。昨年10月末から、中心メンバーら8人が週末に作業を重ねて、今月5日に完成した。

 協議会はこれまでにイノシシ、フクロウなどの縁起物や悪疫退散を願うアマビエなどを制作。布袋さんにはこうした従来作品より約2割多い稲わらを使い、制作リーダーの水本秀之さん(64)が「丁寧に造りすぎた」というほどの出来栄えになった。5月中旬まで展示する予定という。(菊地洋行)