第2回「沖縄に校舎を」に応じた本土 渋沢栄一の孫が後援会長に でも今は

有料会員記事沖縄・本土復帰50年

国吉美香、木村司
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 半世紀前、琉球政府によってまとめられ、「幻」と呼ばれるようになった文書を、沖縄県庁につとめる30、40代の職員たちが今月、ひもとき始めた。

 チーム最年少の真栄城(まえしろ)俊幸さん(33)にとっては生まれる17年前に書かれたものだ。だが、所々でまるで今の沖縄を語っているようにも思えてくる。

 《復帰措置に関する建議書》

 《これらの内容がすべて実現されるよう強く要請いたします 昭和四十六年十一月十八日 行政主席 屋良朝苗》

 昭和46(1971)年は、沖縄が本土に復帰する前年。屋良氏は、復帰後の初代沖縄県知事だ。130ページ余り約5万5千字に及ぶ、日本政府や国会にあてた文書には、住民が真に求める復帰像が記されている。しかし、その訴えは届かなかった。

「民主主義そのものだった」

【連載】沖縄から考える民主主義 復帰50年

今年は、沖縄の本土復帰から50年になります。日本社会がいかに沖縄と向き合ってきたのか。日本にとって、沖縄の復帰50年とはどういう意味を持つのか。沖縄から日本の民主主義や地方自治について考えます。

 「国家権力の手段という地位…

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