藤井聡太竜王の五冠かかる王将戦が開幕 防衛めざす渡辺明王将は長考

村瀬 信也
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 藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖と合わせて四冠=が渡辺明王将(37)=名人・棋王と合わせて三冠=に挑戦する将棋の第71期王将戦七番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)が9日、静岡県掛川市で開幕した。藤井竜王は史上4人目の五冠、渡辺王将は王将4連覇がかかる。四冠と三冠が戦うタイトル戦は史上初めて。

 対局は午前9時に開始。先手の藤井竜王の誘導で相懸かりになった。駒組みが続く中、昼食休憩直前に藤井竜王が指した手に対して、渡辺王将が休憩の1時間を挟んで長考している。王将戦は2日制で持ち時間は各8時間。9日夕に封じ手を行い、10日朝に再開。同日夜までに決着する見込み。

 両者は2020年と21年の棋聖戦五番勝負で戦い、いずれも藤井竜王が制した。2日制での対戦は初めて。

 五冠は過去に羽生善治九段(51)、中原誠十六世名人(74)、故大山康晴十五世名人の3人が達成している。(村瀬 信也)