来年は大丈夫と思ったけど… 3人だけの町工場、コロナで消えた仕事

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編集委員・中島隆
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 新型コロナウイルスに苦しんでいるのは飲食店などのサービス産業だけではありません。

 大阪市生野区にある町工場「擴(かく)製作所」。代表の河野昌俊さん(65)によると、ここ2年、ほとんど仕事がありません。24歳のときに立ち上げた、自身と従業員あわせて3人の町工場は、この41年間で最悪な状況。「今年こそ、普通にものづくりをしたい。それが私の夢です」

 河野さんの工場でつくってきたのは、ものづくりに不可欠な金型だ。たとえば金属の板をガチャンとくりぬき、部品などをつくる。そのとき使われるのが金型である。そして、新しい商品をつくるときに、新しい金型が必要になる。

 コロナ禍で経済が回らないと、新商品をつくることが減るので、新しい金型は必要ない。だから、河野さんの工場に仕事が来ない、とみられる。いまは、使用中の金型の修理をする日々だ。

 コロナ禍前は、1カ月に3~…

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