【22年初場所初日】元横綱白鵬が指摘 「ちょっと力の差がある」
(理事長が見た!)「いい相撲。俺もよく食ったよ」結びの熱戦にご満悦
「いい相撲だね。いい相撲。俺もよく食ったよ」。八角理事長が自身の現役時代を思い返しながら熱弁したのが、この日の結びだった。
照ノ富士―大栄翔。ここ数場所、熱戦になることが多い。取組前、八角理事長は「(照ノ富士には)一番嫌じゃないかな。一番取りづらいと思いますよ。しかも初日でしょ。この場所を占う相撲かもしれないですよね」。
期待通りの展開に。大栄翔が突き放しにかかり、照ノ富士は前まわしを探りながら応戦。大栄翔が前に出て、照ノ富士の左足が上がった。が、横綱には余力があった。土俵際でのはたきに、大栄翔が落ちた。
「最初の押し合いがあるから、あれ(はたき)を食う。(大栄翔は)最後、足がついていかなかったね。照ノ富士は崩れそうになったけど、あそこから、(大栄翔の)足が出るか、出ないか。あそこからが相撲だから」
「俺もよく食ったよ、大乃国さんにさ。(押し合いなどの)前哨戦があるから足の力がなくなってくる。最後ついていけなくなるのだから、照ノ富士がよく相撲を取ったということ。満員のお客さんにいい相撲を2人とも見せてくれた」
これでいいのか上位陣
注目の一番を紹介する「東西トーザイ」、八角理事長がその日の相撲を語る「理事長が見た!」、力士らの声を届ける「支度部屋から」など…デジタル限定の記事や、豊富な写真を連日報じていきます。
(支度部屋から)年男の魁聖、弟に続く入幕の若元春、大鵬の孫・王鵬が初陣
●魁聖 とら年生まれ。「年男ですから。負け越しより、勝ち越しを多くしたい。俺はどっちかと言ったら、クマですね。冬眠するから」
○若元春 新入幕で勝利。「…