カザフ騒乱、死者164人に…子どもも 拘束「かなりの外国人含む」

モスクワ=喜田尚
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 中央アジアカザフスタンの保健省は9日、2日から続いた燃料費値上がりへの抗議デモによる騒乱で、死者が164人に上ったと明らかにした。地元メディアが伝えた。最大都市アルマトイだけで子ども2人を含む103人が死亡したという。同国内務省はこれまで抗議、騒乱に加わった26人と治安部隊の18人が死亡したと発表していた。

 ロシアのタス通信によると、トカエフ大統領と治安機関幹部の会議が9日に開かれた。大統領府は拘束者が5800人に上ると発表し、「かなりの外国人が含まれる」としている。トカエフ氏は、騒乱を「外国で訓練を受けたグループによる」と主張している。

 ロシア軍中心の集団安全保障条約機構(CSTO)の平和維持部隊がカザフスタン入りし、重要施設の警護などに当たっている。(モスクワ=喜田尚)