中国恒大集団が本社移転、ロゴの撤去作業始まる コスト削減が狙い

北京=西山明宏
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 不動産大手の中国恒大集団は、本社を構えていた広東省深圳市の高層ビルから昨年12月に退去した、と10日発表した。創業の地、同省広州市にある自社ビルに移った。経営危機のなか、コストを減らす狙い。

 恒大は広州で1996年に創業し、2017年、深圳に本社を移していた。深圳のビル周辺では、経営危機が深まった昨年9月、債務の返済やマンション工事の遅れをめぐって投資家や購入者らの抗議が続き、警察が出動して厳戒態勢が敷かれた。

 中国メディアなどによると、深圳のビルに掲げられていた社名のロゴは、撤去作業が今月10日までに始まった。(北京=西山明宏)