「手伝うよ」「おかわり」にカチン! 日常のイラッとした言葉に共感

伊藤繭莉
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 「(家事を)手伝うよ」「オレの飯は?」「おかわり」。日常生活で何げなく言われて、イラッとした言葉はありませんか。言葉の背景にある、性別役割分担意識や性別に基づく無意識の思い込みについて考えてもらおうと、イラッとした言葉などを集めた展示が、千葉市男女共同参画センターで開かれている。12日まで。

 展示では、家庭や職場などでモヤッとした言葉や、心に響いたジェンダー平等な一言など、市民から集めた約150の言葉を、言われた人の本音とともに飾っている。例えば、「手伝うよ」という言葉に対し、「家事の主体は私という決まりはないのに」との本音が添えられている。「オレの飯は?」には「あなたのご飯は私が作るって誰が決めたの?」、「女だから、お茶出し」には「お茶ぐらい、自分でどうぞ」など。他にも、男性に対して「男らしさ」を求める言葉も展示している。

 展示を見た人は「怒」「気をつけます」などと書かれたシールを貼り、共感や反省の気持ちを示すことができる。担当者は「まだまだ性別役割分担が解消されていない。日常の何げない言葉にジェンダーバイアスが潜んでいることに気づいてほしい」と語る。(伊藤繭莉)

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