ロシア「ウクライナを攻撃する意図ない」 米ロ高官、協議は平行線

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ワシントン=高野遼、モスクワ=喜田尚
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 ロシア軍がウクライナ国境付近に集結して緊張が高まるなか、米国とロシアの代表団が10日、スイスのジュネーブで協議した。米国が部隊撤退を求めたのに対して、ロシア側が「ウクライナを攻撃する意図はない」と明言した。主要な論点での主張は平行線をたどり、事態打開の合意には至らなかった。

 協議は約8時間にわたった。米国のシャーマン国務副長官は協議後、記者団に対して「攻撃の意図がないということは、兵力を引き揚げることで証明できる」と述べ、ウクライナ国境に展開する10万人規模の兵力を実際に撤収させる「行動」で示すことを求めた。

 また、ロシアが軍事侵攻に踏み切れば欧州の同盟国とともに厳しい経済制裁に出ると警告し、「ロシアは厳しい選択を迫られている」と強調した。

 一方、ロシアのリャプコフ外務次官は協議後の会見で「我々にはウクライナを攻撃する計画も意思もないし、あり得ないと説明した」と話した。

 ウクライナ情勢をめぐっては…

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