愛知が前倒し接種できる理由 医療従事者の同居家族も3回目前倒しへ

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岡本智
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 愛知県大村秀章知事は11日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、医療従事者の同居家族も前倒しすると発表した。高齢者施設や障害者施設の利用者と従業員ら約56万人に加え、一般高齢者約147万人の前倒しを今月7日に決めたばかり。愛知で次々と前倒し接種ができるわけとは――。

 県内の医療従事者(約38万人)の同居家族は十数万人とされる。県は11日、同居家族も2回目からの接種間隔を「6カ月以上」に短縮すると、県医師会などに通知した。

 感染が急拡大する沖縄県などで、濃厚接触者となった医療従事者の欠勤が相次ぎ、医療提供体制に支障が生じていることを受けての対応。こうした対応を都道府県が出すのは「おそらく初めて」(大村氏)といい、接種券がなくても打てるようにする。

 今後、県は電気、ガス、交通など暮らしに直結する職業の人たちの前倒しも検討するとしている。

 県がこれまでに前倒しを決めた接種対象者のうち、3月末までの対象者は約249万人。これに対し、人口などに応じて国が県に割り当てたワクチンは、米ファイザー社製と米モデルナ社製を合わせ約256万回分あるという。だが、実際には数度に分けて配送されるため、市町村が接種スケジュールを組みにくいという課題があった。

潤沢な「在庫ワクチン」

 そこを穴埋めするのが1、2…

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