雪のモンスターが見せる様々な表情 「樹氷が青空に映えてきれい」

加賀谷直人
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 秋田県北秋田市の森吉山(1454メートル)で樹氷が見ごろとなっている。標高1167メートルのゴンドラ山頂駅から歩いて5分ほどの樹氷平では、雪氷のよろいをまとったアオモリトドマツが様々な表情を見せる。その様はまさに「スノーモンスター」と呼ぶにふさわしい。

 樹氷は極寒時に強風で運ばれた雪氷がアオモリトドマツに付着してできる。阿仁スキー場によると、今シーズンは年末年始の寒波で順調に大きくなった。市は、青森県の八甲田、山形県の蔵王とともに「日本三大樹氷」として観光客の呼び込みをはかっている。

 青空が広がった10日は、ゴンドラを利用した見物客が続々と樹氷平を目指した。大阪府から訪れた女性は「樹氷が青空に映えて本当にきれい。防寒対策をしっかりしてきたので寒さも気にならない」と話した。スキー場によると、コロナ禍の影響で団体の見物客はなく、10人以下の小グループが目立つという。

 樹氷観賞期間は3月6日まで。期間中、長靴やストックなどを無料で貸し出す。2月の週末と祝日はキャビン付きの圧雪車を利用した「夜の樹氷観賞会」がある。予約、問い合わせは阿仁スキー場(0186・82・3311)まで。(加賀谷直人)