和食チェーンの社長を感嘆させた 高校生考案の地産うどんが商品化へ

西江拓矢
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 大阪府岬町の府立岬高校家庭科同好会の生徒たちが、和食チェーン「信濃路」(和歌山市)などと協力し、地域の食材を生かしたうどんの新メニュー開発に取り組んだ。同社内での検討を経て、期間限定メニューとして店舗に登場する予定だ。

 同好会は昨春結成され、メンバーは16人。信濃路、岬町、大阪調理製菓専門学校を運営する村川学園(泉大津市)の3者と協力し、実際の店舗での提供を目指し、心と体が温まるメニュー作りに取り組んだ。

 生徒たちがそれぞれアイデアを出し合い、地域の食材を生かしたうどんのメニューを考えた。キムチやイノシシなど様々な食材が出た中で、実現性、原価などを考慮し、大阪・泉州特産のタマネギのかき揚げをのせたうどんと、大阪府泉佐野市の犬鳴豚と和歌山県特産の梅を使ったうどんの2種類に絞られた。

 昨年12月15日に開いた試食には、関係者が集った。信濃路の西平都紀子社長は「専門家では考えないような発想がおもしろい。若い人ならではの自由な発想に驚いた」と話した。

 期間限定のメニューとして、今春までに同社の店舗で提供する予定。岬町内の道の駅でも出すという。

 同好会の片山香歩部長(2年)は「がんばってメニューを考え、すごく良い経験になった。お客さんにおいしく味わってほしい」と話した。(西江拓矢)