カズが来る!JFL鈴鹿、高まる期待 市長「カズダンス、楽しみ」
日本サッカー界のスーパースターの一人、横浜FC(J2)の三浦知良選手(54)が、三重県鈴鹿市を拠点とする鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)に期限付き移籍することが11日、正式に発表された。鈴鹿は3月開幕の今季でのJリーグ(J3)昇格を目指しており、サポーターからも期待が寄せられた。
「クラブの勝利に貢献できるよう努力していきます」。「カズ」こと三浦選手はファンらへのコメントも寄せた。
運営会社の吉田雅一社長は「三浦選手のプレー、挑戦する姿は多くの人の勇気になると信じています。ぜひ、スタジアムに足を運んでください」と獲得の喜びを表明した。
鈴鹿ポイントゲッターズサポーター「影響力すごい」
サポーターズクラブの「ビクトリークロス」で代表を務める鈴鹿市職員の大山隆弘さん(38)は「やはり影響力はすごくて、サッカーファンでない人からも僕のところに問い合わせが来ている。最高のパフォーマンスで鈴鹿を盛り上げてほしい」と期待を語った。
末松則子市長もこの日、「ピッチで躍動し、ゴールを決め、カズダンスを披露してくれることを楽しみにしています」などと歓迎のコメントを発表した。
昨季、鈴鹿はJFL17チーム中4位と過去最高の成績を収め、今季でのJ昇格への思いは強い。ただ、昨季は観客動員数平均2千人以上という昇格条件の一つがコロナ禍の影響もあり適用されなかったが、今季は感染状況が収まればこの条件が復活する可能性がある。この点でも、人気抜群の三浦選手の獲得は鈴鹿ポイントゲッターズにとって大きな魅力になっていた。(中根勉)
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