小豆島の重要文化財「肥土山の舞台」 13年ぶりに屋根のふき替え

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 香川県土庄町の肥土山離宮八幡神社にある国指定重要有形民俗文化財「肥土山の舞台」のかやぶき屋根のふき替え作業が進んでいる=写真、中塚正春撮影。屋根全面のふき替えは、2009年以来13年ぶり。昨年10月に着工し、1月末に完成予定だという。

 「肥土山の舞台」は、この地区の蛙子(かえるご)池が1686(貞享3)年に完成したのを祝い、歌舞伎を奉納するために建てた仮小屋が始まりとされる。現在も毎年5月に農村歌舞伎が披露される。現在の舞台は1900(明治33)年に建てられたという。

 作業では屋根を支える垂木の交換と、屋根全体(約165平方メートル)のふき替えが進められている。いずれも経年劣化で傷んでいるためだ。ふき替えに必要なかやの束は、徳島県熊本県から取り寄せた。ふき替え作業は関西の職人に依頼。今後の維持・管理のために地元住民も参加している。